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【改善策2つ】転職の書類選考で落ちるときにすべきこと

転職の書類選考で落ちるときにすべきこと
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公務員を10年勤めてから、30代半ばで民間企業へ転職したユウキです。

公務員の仕事が好きになれなかった私が、転職したい方への参考になればと思い、ブログを書き始めました。

私が公務員をやめた理由や自己紹介はこちらの記事にまとめていますので、もしご興味あればご覧ください。

「転職したくて企業に応募書類は送ってる。でも書類選考にいつも落ちてしまう……」

と困っていませんか?

ネットを見ながら職務経歴書ちゃんと書いているつもりなんだけど……

書類選考に応募しても、面接まで進めない……

この記事は、書類選考を通過できないとお悩みのあなたへの記事です。

書類選考を通過するためにすべき最優先事項は、

第三者に書類を添削してもらうこと

これをやるだけで書類選考通過率が劇的に上がります。

添削をお願いするのは

など、転職希望者の書類チェックや評価を経験した人たちです。

知り合いに書類を見せるのが恥ずかしければエージェントにお願いするのがベスト!

エージェントにアドバイスもらってから、書類選考通過率が上がったよね

この記事では30代なかばでずっと公務員だった私が、転職エージェントから頂いたアドバイスで内定を獲得できた経験も含めて

  • 公務員が応募書類を書くときに注意すべき2つのポイント
  • 友人や知人、転職エージェントに書類を見てもらう際のメリット&デメリット
  • 転職エージェントを使う際の注意点2つ

について書いていきます。

ちなみに私は

  • 30代なかば
  • 転職経験なし
  • 特別なスキルなし
  • 妻子持ち(妻は専業主婦)

という状態から民間企業へ転職し、5年目の会社員です。

同じような境遇の方のお役に立てれば幸いです。

この記事を読めば

  • 大変な転職活動を他の人に手伝ってもらえる
  • 書類選考が通過できるようになる
  • 希望する会社でやりがいとワークライフバランスを両立できる

ようになりますよ。

※このサイトでは提携しているアフィリエイト広告を掲載しています

公務員が応募書類を書くときの2つのポイント

公務員が応募書類、具体的には職務経歴書を書くときのポイントは、以下の2つです。

  1. 乗り越えてきた課題と実績を明確にする
  2. 業務遂行のための能力や知識を明確にする

応募書類を改善していくとき、当時使っていたリクルートエージェントから何度も言われたのが上記2点でした。

この2つに絞って書類を改善したら、書類選考を通過できるようになったよね!

この2点について詳しく解説していきます。

乗り越えてきた課題と実績を明確にする

公務員として働く中で様々な課題に直面し、乗り越えてきていますよね。

リクルートエージェントから言われたポイントは

  • これまで担当してきた業務においてどんな課題があり、
  • それに対してどんな検討や考察、施策を行ったのか、
  • その結果、どのような成果(実績)が出たのか

を職務経歴書に入れるように、とのことでした。

ダラダラ長く書くんじゃなくて、簡潔に書くようにすると良いとのことでした

公務員の場合業務の性質上、あまり実績という概念がないので最初は難しいかもしれません。ただ、ょっとしたことでも良いので、それを少し盛る形で実績としてOKです。

例えば私の場合だと公共工事を発注する部署にいたことがあったので、その実績を以下のようにまとめました。

◆達成事項及び工夫した事項

<課題>

・課の人員に対して実施すべき工事数が多く、職員の残業時間が慢性的に多くなっており、限られた人員でいかに効率よく業務を行い、残業時間を減らすかが課題だった。

<具体的な検討内容や手段>

・工事の件数が減れば、工事の審査会や用意すべき資料が減少するため業務量が減少するのではと考え、工事予定個所を図示し、施工時期、工事個所の近さ等から、複数の工事を一つにできないか検討した。

・工事用車両の通行の難易や施工方法の詳細は自分では把握しきれなかったため、予算担当者だけでなく、直接の予算担当ではないが過年度の工事を担当していた方も巻き込み、統合できる工事をともに地図上で検討した。

<成果>

・その年度にあった15件の工事のうち、4件の工事を2件に減らすことが可能なのではないかとの結論に達し、課長に許可をもらえるよう交渉した。

・その結果、工事の件数を2件減らすことができ、管理職の立場になくても提案し、先導する経験を得ることができた。

上記のように、公務員の業務であっても工夫した点や改善策などは書くことが可能です。

業務遂行のための能力や知識を明確にする

採用担当者に「当社でも活躍してくれそう」と思ってもらえるよう、業務遂行のための能力や知識を明確にしましょう。

転職業界では「コンピテンシー(行動特性)」と呼ばれるものですね。

「この人ならうちの会社に入ったら◯◯プロジェクトで活躍できそう」と思ってもらうことが目的ですね

例えばあなたが補助金交付の業務を担当した経験がある場合、次のように書くことができます。

(課題)

ルールを示す書類が難解で一般の人には理解しづらい上に量が多い。電話での質問対応に時間が取られ、他業務ができない

(対策)

・よく寄せられる質問と補助金執行の基本的な流れについて、イラスト入りの小冊子で整理して配布
・市役所HPや広報誌にも小冊子の内容を掲載し、窓口での質問数の減少を図った結果、他業務へ掛けられる時間を確保できた

「公務員は利益を追う仕事をやったことがなく、適応能力がない」と先入観を持ってくる面接担当者も、残念ながら一部にはいます。

柔軟に考えを変えられるという組織への順応力をアピールしていきましょう。

反対にダメな記載例は配属課、担当業務を羅列したもの。

例えば以下のように羅列しても、公務員経験者じゃない人にとってはあなたが何をやっていたのか理解できません。

  • 道路課にて工事発注業務を2年間実施
  • ◯◯交付金を運用
  • 男女共同参画事業の運営を担当

こういう書類では、どのような利益をあなたが会社にもたらせるのか、面接担当者には分かりません。

役所内部の課名や業務内容は、外部にいる企業担当者には分かりづらいよね……

公務員の世界を知らない人にとって分かりやすいような書類にしないと、面接まで進めません。

次は具体的な選考書類の改善方法を説明します。

第三者の力を借りて選考書類を改善する

転職エージェントに相談する人

選考書類の改善は自分ひとりで行うのは難しいので、以下の方たちに自分の応募書類を添削してもらうのが効率的です。

他の人にお願いしなければいけない理由は、公務員から民間への転職は難易度が高いから。

公務員の能力が低いからではなく、公務員から民間への転職は難易度の高い「異業種&異職種」への転職になるからです。

応募しても内定獲得できる確率は、たった4-5%と言われています。

出典:マイナビ転職

上記より難しいのが公務員からの転職。最初の関門である書類選考を通過するための方法は、第三者に応募書類を見てもらい、添削してもらうことです。

第三者って言っても誰にお願いすればいいか分からない……

私は転職エージェント、知人両方にお願いしたことがあるので、それぞれご紹介しますね!

転職エージェントを使う

一番のオススメはリクルートエージェントDODAなどの転職エージェントにお願いする方法。転職希望者は完全無料で使えます。

転職エージェントを使うメリットは以下のとおりです。

  • 選考書類添削のプロなので的確なアドバイスをくれる
  • エージェントは転職が成功することで報酬がもらえるので遠慮なく使える
  • 赤の他人なので未熟な書類を出しても恥ずかしくない

一方、転職エージェントにはデメリットもあります。

  • エージェントによっては公務員は断られることも
  • エージェントの担当者と相性が合わない可能性
  • エージェントを利用するには面談が必要なこともある

エージェントを利用するメリットとデメリットを考えて、上手にエージェントを活用していきたいですね

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知人や友人にお願いする

あなたの周りに転職経験がある知人や友人がいる場合、お願いしてみる価値はあります。

転職エージェントとは異なる以下のメリットがあるからですね。

  • 連絡を取るだけで気軽に見てもらえる
  • あなたをよく知るからこそ良い面に気づいてもらえる

一方、デメリットもあります。

  • 選考書類添削のプロではないので的確なアドバイスができない可能性
  • 知人や友人に添削するメリットがないし、時間を使わせてしまう
  • 未熟な選考書類を見られるのは知っている人だからこそ、結構恥ずかしい

エージェントも知人への依頼も両方やってみましたが、今は転職エージェントをフル活用して選考書類を改善しています。

添削お願いしちゃうと、忙しいのに友達の時間を使わせちゃうから、気を使うよね……

エージェントも仕事なので、お願いしたほうが気がラク!

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転職エージェントを使う上での注意点2つ

公務員は過酷な職業

転職活動を成功させるには転職エージェントの活用が必須。でも活用する上での注意点もあります。具体的には以下の2点です。

ので、2つご紹介します。

転職エージェントは複数登録が基本

同じ会社の転職エージェントでも、エージェント個人との相性もあるので転職エージェントは複数登録が基本です。

転職エージェントによっては、公務員には紹介できる求人はないと言われることもあります。

私が利用した大手のリクルートエージェントは親切に対応してくれました。

でもなかには公務員は対応してくれないエージェントもあるそうなので、複数のエージェントへ登録しておくのが基本です。

一つのエージェントに断られても別のエージェントなら求人を紹介してくれることも!

転職エージェントに登録すると、あなたに1人の担当者がつきます。

その方があなたの経歴や希望を見て、転職先となる企業の求人などを紹介してくれます。

ただ、やはり人間なので「この人とは合わない……」という担当者に当たってしまうこともあります。

この人は合わないな、と思ったら早めに転職エージェントのサイトから担当者変更をお願いしよう!

同じエージェントでも人が変わるとやりやすくなることも

私もある転職エージェントで最初の担当者が

「とにかく少しでも気になった求人があれば応募するボタンを押してください。選考の途中で辞退することもできますから!」

と猛烈に急かしてくる方がいました。

そのエージェントはメールを送るだけで簡単に担当者変更がお願いできたので、すぐに担当者を変更してもらえましたよ。

早めにエージェントと面談する

転職エージェントに登録するとき、

  • 希望の業界
  • 希望の職種
  • 求める給料

などを登録できますが、その通りの求人が来るとは限りません。むしろ最初の方は、自分の希望と合わない求人ばかりが来る印象です。

ただし、一度面談で

  • どういう働き方がしたいか
  • 今までどういう仕事をしてきたか
  • 得意、不得意なことは何か

を伝えておくと、エージェントもあなたに適した仕事を紹介しやすくなり、紹介される求人の質が上がります。

面談を済ませておくと、たくさんいる転職希望者の中でも優先してもらえそうだよね

転職エージェントも仕事ですから、効率的に転職を成功させていかないと成果が上がりません。

そんなときに

  • すでに転職エージェントとの面談が終わっている
  • 求職者が求めている業界、職種が明らかになっている

求職者がいた場合、上記の面談を終わった方を優先させるのが自然ですよね。

自分の経験上も、面談後に求人案内の頻度と量が上がった気がします!

転職エージェントの登録から企業への内定までの流れは以下のとおりです。

この流れだと順調に行けば、エージェント登録から3ヶ月で内定の獲得ができます。

人によって必要な期間は変わるので、とにかく早めにエージェント登録をしてみましょう

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【まとめ】書類選考に落ちてしまうときにすべきこと

選考で落ちたときにすべきこと

Pixabayからの画像

公務員からの転職活動で書類選考に落ちてしまうときにすべきことは、以下の2つです。

恥ずかしがらず、他の人の力を借りて添削やアドバイスを受けましょう。初めての転職活動を1人で進めるのは時間的にも難しいですから。

新卒のときにも公務員しか考えてなくて、民間企業に応募したこともないかも……

また、仮に新卒時に民間企業への応募経験がある場合でも、新卒と中途採用ではアピールの仕方も選考書類の書き方も異なります。

経験のない選考書類の作成も、プロの転職エージェントに相談しながら行えば安心だね!

転職活動は「明日やろう」と先延ばしせず、今日最初の一歩を踏み出すことが大切です。

転職エージェントの登録から内定までの期間は、早い人で3ヶ月くらい。一方、長くかかると1年以上かかる人も。

転職活動がどれくらい時間がかかるかは、人や時期にもよるから予想できないね……

私はエージェントとの面談から3ヶ月程度で決まると言われ、たまたまかもしれませんが2ヶ月くらいで決まりました。

「公務員を辞めたい」

「転職したい」

という思いは我慢して仕事を続けていてもなくなりません。

転職できるのは優秀な人ではなく、転職活動した人だけだもんね

公務員時代、同期の中で優秀な訳じゃなかったけど、転職は一番早かったです!

特に優秀じゃなくても、終業後や土日を使って転職活動をした結果、公務員から民間へと転職ができました。

少しでも好きな仕事、興味の持てる仕事をすることで、人生がきっと楽しくなるはず。

ちなみに私の転職前後の変化については、【体験談】公務員から民間への転職はきついのか?結果→仕事が楽しく&残業激減で詳しく記載しています。

あなたの人生が転職によって楽しく、充実したものになることを願っています。

それでは、また。

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ユウキ
公務員を33歳で転職し、会社員5年目。 公務員を辞めるのが怖くて10年も続けてしまった経験から、 「公務員を辞めるのは珍しくない」 「元公務員でも民間の仕事ができる」 を伝えたくて、ブログ運営をしています。 自分にとって大切なのは職場の安定ではなく、家族との時間、やりがいのある仕事だと気づき、11年目で公務員を退職。 今は残業月20時間以下の毎日を過ごしています。 私が公務員を辞めた詳しい理由は下記の記事をご覧ください。 https://www.koumuin-jobchange.com/reasons-why-i-quit-government/