公務員を10年勤めてから、30代半ばで民間企業へ転職したユウキです。
公務員の仕事が好きになれず、転職したい方への参考になればと思い、ブログを書き始めました。
私が公務員をやめた理由や自己紹介はこちらの記事にまとめていますので、もしご興味あればご覧ください。
最近は30歳以上でも転職する方が多いですね。私の周りでも30代以上で公務員から転職する方も多くなってきました。
20代に限らず30代以上でも転職するのが一般的になってきていますね。(参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概要」)
家族がいる場合、転職を理解してくれるかが心配……
いつも一緒にいる家族でも、きちんと説明しないと分かってもらえないこともありそうね……
転職先がせっかく決まっても、家族の理解が得られなくて内定辞退なんてこともあるようです。(出典:エン・ジャパン)
せっかく苦労して内定とっても、内定辞退なんて悲しすぎますよね……
家族の理解をきちんと得て、転職を成功させたいあなたに向けてこの記事を書いています。
この記事では
・家族から転職に反対される3つの理由
・家族から理解を得る3つの方法
を公務員から民間へ転職済の私の経験もふまえて書いていきます。
結論としては、以下のとおりです。
- 収入が減る不安
- 変化への不安
- 相談がないことへの不安
この記事を読むと、精神的、肉体的につらい転職活動の支えに家族がなってくれるようになりますよ。
それぞれ詳しく書いていきますね。
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家族から転職に反対される3つの理由
家族が転職に反対する理由はさまざまですが、主な反対理由は以下の3つ。
- 経済的不安
- 変化への不安
- 相談がないことへの不安
転職する人が多くなった最近でも、家族にとっても転職は大きな変化です。
転職したら収入が下がるんじゃないかとか、勤務時間が変わるんじゃないかとか、変わることへの不安は大きいよね……
あとは相談がないことも家族にとっては不安のもと。相談がないと家族のことを考えてないんじゃないかって思っちゃう……
転職先が決まった後に家族に反対されて、内定辞退に……なんてことにならないように、今すぐできる対策を3つご紹介します。
家族に転職に反対されないようにする3つの方法
家族に転職に反対されないよう私が行った以下の対策3つをご紹介します。
転職を考え始めたらすぐ情報共有する
「転職しようかな……」そう思った瞬間から家族とその思いを共有しましょう。
「よく考えずに転職先を決めた」と思われないように、長い時間をかけて転職を決めていく過程を家族に見せることが大切です。
あなたが働いている業界について、
業界で1日の大半を過ごすあなた
業界の状況をよく知らない家族
の間には大きな情報格差があります。
転職前は公務員という終身雇用の仕事でした。ただ、人員はドンドン減らされるのに、仕事は増えていく絶望的な状況でした。
あなたがどれだけ体力的、精神的に辛いかは家族でも話さないと分からないよね……
あなたが転職すべきかどうか、奥さんも判断できるような情報を早く共有していくのがベスト。
あなたの仕事に関する希望を伝えるのも忘れずに。
- どの業界
- 将来やりたい仕事
- どれくらいの給料
- 仕事と休みのバランス
などなど、転職する理由をできるだけ詳しく話していきましょう。
家族に話すことで、自分の中でぼんやり考えていた転職理由や将来の夢がクリアになっていきますよ。
収入など見通しを示す
転職したあとの収入や福利厚生をできるだけ詳しく説明して、転職しても家族を支えられる十分な収入があることを示しましょう。
たしかに、生活できなきゃ困るんね……
どんなにあなたがやりたい仕事でも、転職することで生活できなくなるような転職なら、家族は賛成できません。
また、収入以外にも転勤があるかどうかも大事なポイント。
必ず転勤の有無や頻度も伝えておきましょう。
子ども学校に通っていたり、奥さんが仕事をしていたりすると引越を伴う転勤は難しくなりますからね。
新しい土地に引っ越して、生活をまた立ち上げるのは大変よね……
転職サイトでは具体的な
- 収入見込み
- 転勤があるかないか
などを細かく見ることができます。
まずはリクルートエージェントなどの転職サイトで希望の企業や職種を見つけて、具体的な年収や転勤などの条件もあわせて転職希望を家族に伝えてみましょう。
私が使ったのはリクルートエージェントでしたが、転職エージェントなら、細かい条件など希望を伝えればあなたにあわせた仕事を紹介してくれますよ。
「でも今の仕事を辞めて転職後、生活できるのか不安……」
という方向けに私が転職したあとの生活を「【体験談】公務員から民間への転職はきついのか?結果→仕事が楽しく&残業激減」で包み隠さず記載しています。
私の場合、
- 妻と子持ち
- 妻は子どもが小さいためパートなしの専業主婦
だったので、収入面が一番の心配でした。
が、結局転職後も普通に貯金もできて、旅行や外食も楽しめていますよ。
家族の意見も聞く
転職したい自分とは異なる視点を持つ家族の意見は、必ず聞くようにしましょう。
家族の意見を聞き、話し合うことで以下のメリットがあるからです。
転職したい理由を深く考えられる
家族の意見を聞くことで納得感が得られる
客観的に見て自分は転職したほうが良いのか分かる
家族の意見を聞くときに注意すべきなのは、あくまで「相談」という形で話をすること。
一人で勝手に判断したと後々思われないように、お互いに納得できる形を探りましょう。
いきなり「転職する」って言われたら、家族なんだから事前に相談してよって思っちゃうよね……
一緒に暮らしている家族だからこそ、転職を一緒に決めていきたいですよね。
【まとめ】転職で家族の理解を得る方法
人生の大きな決断「転職」を家族に理解してもらう方法は以下の3つ。
- 転職を考え始めた段階から情報共有する
- 収入や福利厚生など見通しを示す
- 配偶者の意見をよく聞く
私はこの3つの方法で、公務員から民間企業への転職を家族の理解を得ながら成功させることができました。
今の時代、どんな大企業に勤めていても倒産の可能性はあります。
真の安定を得るためには、どこでも働ける人材に自分がなるしかありません。
まず今日から、以下の2つを始めましょう。
- 家族に「転職してみたい」と相談する
- 転職サイトやリクルートエージェントなどの転職エージェントに登録し、具体的な条件を家族に伝えられるようにする
転職活動は数か月かかることも。まず今日からできることを始めるのが大切だね。
家族の理解もすぐ得られるるものじゃないもんね。時間をゆっくりかけていこう。
転職を家族が応援してくれれば、辛い退職交渉も乗り切れます。
家族の力を借りて、人生の一大イベントである転職を実現させましょう。
あなたの人生が転職によって楽しく、充実したものになることを願っています。
それでは、また。